4月21日(日)、山口県セミナーパークで、今年度第1回目のYSSFのS(選手)コースがスタートしました。
この日は、YSSの選手以外にも6名が参加してくれ、総勢24名でスタートを切りました。
YSSは、「バーモントカップ全日本少年フットサル大会」をめざし、1期生から継続して予選に出場しています。
そのうち、全国大会に7回出場し(3期ベスト8、4期ベスト16、5期ベスト16、7期ベスト16、8期第3位、10期予選リーグ敗退、19期ベスト8)、最高成績全国3位(第16回大会)、優秀選手3名(古川佳司3期10回大会、北村海里・藤井隆道8期15回大会)の実績を有しています。ちなみに、第1回大会の優秀選手に小野伸二、第3回山瀬功治、第13回原口元気らも名を連ねています。
サッカーの全国大会に11回(内チビリン2回)、フットサルの全国大会に7回出場したYSSは、日本中そして世界へと出会いを広げ、夢を大きく膨らませてきました。
そのような出会いや経験がきっかけとなり、その後の人生を大きく開花させていったOBもたくさんいます。
8年前に全国に出た19期は、初めてYSSFチームを結成、普段のサッカーはライバルチーム同士でも、YSSFフットサルチームでは協力し合い、全国ベスト8という偉業を成し遂げました。
今年は2チーム編成し、6月2日(日)に開催されるバーモントカップ山口市予選に参加する予定です。
フットサルはボールに触れる回数もゴールに直結するプレーも多く、サッカーの技術向上の面からもすごく意味のあるものです。
実際、フットサルのトレーニングをした後の市リーグのゲームではプレーの質の向上が見られました。
元フットサル日本代表監督(2009年~2016年)のミゲル・ロドリゴも、サッカーの上達のためには若い世代のフットサルが適していると次のように理由を述べています。
インテリジェントなサッカーには速い判断が必要。 ニューロンが発達する子どもの時期(6~12才ゴールデンエイジ、13歳以降は壊れていく数が増える)にさせたい。時間当たりのボール触る回数の比率 サッカー:フットサル=1:6 フットサル→パス コントロール ドリブル シュート ディフェンス プレス セットプレー GK フットサル×インテグラルTR→選手の思考スピードアップ スモールサイドTR≠フットサル×インテグラルTR 重要なのは試合をすること 本当の成長は試合のテンションやモチベーションの中でもたらされる狭く・ローババウンド→6倍頭を動かす dfの距離感 高校CBは2mでプレスを感じた。早くボールを離したい。 フットサル選手なら2mは砂漠のような広大な距離 →オプションを探せる → フットボールに有効な成長プロセスになる アルゼンチンのイグワインはどうして点が決められる? フットサルのおかげ ゴールが小さい&シュートチャンスが出来て考える時間が短い → GKのすきをつく観察力ができる →サッカーにその感覚を持ち込んだ時に虹みたいな大きな枠に入れる余裕 時間もある イレギュラーバウンドはあるが余裕はある ネイマールはサントス15歳までは週1回フットサルに参加していた。 イニエスタやシャビの速い判断の秘訣にフットサルの存在がある。 カカはフットサルからサッカーに引っ張られたフットサルの技が生かされているのがよくわかる。実例と結果から確信する。 運び方 見えているところフィニッシュ ターンの工夫 プロテクト 体の使い方 ロングボールに頼らなければサポート ライン間ギャップへのサポート 蹴ってしまう以外の問題回避 インテリジェンスが際立つ 昔のスペインではフットサルはエンジョイだった。ただもうその感覚は世界では古い。逆にサッカーでうまくいかない人がフットサルがうまくいくわけない。 |
一方、フットサルは初心者にとってもやさしいスポーツです。
シュートまでの移動距離も短く、得点(失点)シーンにワクワクドキドキする楽しさがあります。
YSSFは、参加者のニーズに合わせ、選手コースとエンジョイコースを展開しています。
Sコース(選手コース) 概ね3年生以上のサッカー経験者
Eコース(エンジョイコース) 概ね幼児から1・2年生及び3年生以上の初心者の方及び保護者
YSSFは、YSS会員だけでなく広く地域の方を対象としたスクールです。
公式戦へはJFA(日本サッカー協会)のフットサルチーム「山口サッカースクール」に登録したYSSFスクールのメンバーが出場します。
また、YSSFは、大会参加だけが目的ではありません。
兄弟姉妹やサッカー未経験の方、保護者の皆様のエンジョイの場にもなっています。
活動は不定期です。ホームページのカレンダー「YSSFスクール」のページをご覧いただき、ご都合に合わせてご参加ください。
YSSはもちろんYSS以外の方々のご参加をお待ちしています。
初めて参加されるときは、下記QRコードからお申し込みください。
連絡・お問い合わせ先 090-3376-5829(加藤)