<期日>2023年12月9日(土)・10日(日)
<会場>きらら博記念公園 多目的広場
<主催>東岐波フットボールクラブ

 

今回、「故 総監督 石崎 敏幸 追悼大会」と題されました。
まずもって哀悼の意を表すととも石崎敏之総監督のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

この大会は、平成元年度(平成2年1月)、東岐波中学校を会場に記念すべき第1回大会が開催されました。その年度、YSS加藤監督は、岩国キッカーズを率い第2回山口県少年サッカー選手権大会に出場。ベスト8進出をかけた2回戦で対戦したのが東岐波でした。試合が始まると予想以上に手強く、試合は一進一退、どちらが勝ってもおかしくないゲーム展開となりました。結果は1-0で岩国キッカーズの勝利となりましたが、それにしても、「東岐波、すごい!どんな人が指導しているんだ?!」という印象でした。

試合後、奇しくも初対面の監督さんから声をかけられます。「今度大会をやろうと思っています。来られませんか。」その方が、石崎敏之監督だったのです。なんと光栄なことか。まだ県大会で上位になったこともない29歳の若き監督率いるチームを招いてくださったのです。
以来、岩国キッカーズ、山口SC、YSSと加藤監督が携わるチームに34年間連続で声をかけていただいています。岩国キッカーズの中国大会2度優勝、山口SCの10年ぶり全国出場、YSSの全日本9回出場などは石崎監督との出会いがあってその後に成し遂げられたものであります。
そして奇しくも、YSSの9連覇を阻んだのもまた東岐波でした。YSS10期生は、第31回全日本少年サッカー大会山口県中央大会決勝で、東岐波と対戦することに。東岐波とは前の週の熊野杯決勝でも対戦、1-0勝利。YSS10期生は、チビリンでも中国大会で優勝し全国出場を経験。応援団もYSS優勢の見方をしていました。
ところが、ところがです。試合が始まってみるとYSSが攻撃的に進めるも東岐波の必死のディフェンスにことごとくシュートを阻まれ、なかなか得点が奪えません。0-0のまま延長でも得点できす、試合はPK戦に。
そして、なんと、そのPK戦で敗れてしまいます。YSSが全日本県中央大会で積み上げた連勝記録も35でストップとなりました。
19年前に出会った試合で直観した東岐波の強さの真実、石崎監督の真骨頂というものを感じさせていただいた瞬間でした。

この石崎魂は石崎輝彦現監督をはじめ各スタッフ、OB、保護者など東岐波フット―ボールクラブに関わる全ての方に受け継がれていると感じます。今大会も故石崎敏之総監督のご功績が偲ばれる盛大なものでした。参加させていただけたことを誇りに思います。ご関係の皆様、ご参加各チームの皆様、大変ありがとうございました。
東岐波フットボールクラブの今後ますますのご発展をご祈念いたします。

<試合結果>
9(土)
予選リーグ Gリーグ(原、ALBA、山口、萩明倫)
〇 3-0 vs萩明倫 得点者 品川2(アシスト池田、得利) 田中(アシスト部坂)
〇  8-2 vs原 得点者 池田4(アシスト品川4) 品川(アシスト池田) 得利(アシスト品川) 三好 原川
△ 1-1 vsALBA 得点者 品川(アシスト関野)
→Gリーグ2位

10日(日)
2位トーナメント
1回戦〇 1-0 vs亀山 得点者 部坂
準決勝〇 1-1pk2-0 vsREGALO
 得点者 池田(アシスト品川)
決勝〇 2-1 vs花鶴 得点者 品川 得利(アシスト品川)

→2位トーナメント優勝