4月6日(日)桜が満開の中、セミナーパーク大会議室で第27回修了証書授与式が行われました。
今年度は、ジュニアコースとスクールコースあわせて13名がYSSを卒業、この日は、ジュニアコース27期生8名に修了証書が授与されました。

27期生は、EXILE CUPの中国大会で優勝し8年ぶり19回目の全国大会へ出場、全国7位の成績を残してくれました。
また、広島の平和祈念フェスタであこがれのピースウィングで試合をし敢闘賞(ベスト8入賞)を受賞しました。
さらには、鶴居カップで優勝を果たし、優勝カップが20年ぶりに関門海峡を渡りました。
その他、数々の栄光を収め山口SSの歴史の輝かしい1ページを残してくれました。

 

式では、一人ひとりに修了証書が手渡され、加藤先生から「27期生の素晴らしさは、残した成績が素晴らしいだけではありません。あいさつ、礼儀、思いやり、整理整頓、係活動、行動力などに見せる人間性が素晴らしく、これこそ山口SSが求めている姿です。後輩たちのお手本として良い伝統を残してくれました。ありがとう。今後もうまくいくときばかりではないと思いますが、いいときもそうでないときもしっかりとした人間性をもった自分という存在に何ら変わりはありません。山口SSの卒業生として自信と誇りをもって羽ばたいてください。」とことばが贈られました。

卒業生からも一人ずつ、「サッカーだけでなく、生活態度などを学べてよかった」「苦しい状況を乗り越え県大会出場を決めたとき『可能性へのチャレンジ』を実感した」「強いメンタルを教わった。そのおかげで鶴居カップ決勝の接戦に勝利し自分に自信をもつことができた」「遠征先での課外学習のおかげでいろいろな知識を身に付けられた」「SSでの経験を生かし、感謝を忘れずこれからも人間として成長し加藤先生が自慢できる選手になります」など思い思いのことばが述べられました。

最後には卒業記念品としてテント一張が贈呈され、保護者代表から謝辞が述べられました。

 

選手は選手一人で成長できるものではありません。
所属チームのフィロソフィーや雰囲気、チームメイトの存在、対戦チームのライバルなどはもちろんのこと、保護者の見識こそが大きく左右することを実感します。
有難いことに27期生の保護者の皆様は、子どもたちを伸ばしチームを伸ばすためのずば抜けた見識をおもちの方ばかりでした。
チーム、指導者に全幅の信頼を寄せていただき、大会申込書にも「ありがとうございます」「よろしくお願いします」の言葉が添えられるなど、ことあるごとに感謝の言葉が聞こえてきました。
おかげで、選手たちも大会に参加できるありがたさや山口SSでプレーできる誇りを感じ、より真剣にチャレンジし、多くの成果を得ることができました。
あらためて27期生の保護者の皆様に心より感謝申し上げます。

27期生から贈られたテントに入るたびに、27期生、保護者の皆様の重みを痛いほどに感じることと思います。
そして、28期以下の後輩たちは、先輩の軌跡を大切に受けつぎ、さらに大きな歴史へと紡いでいってくれることと思います。

27期生8人の進む道は違っても、今後見せてくれる「可能性へのチャレンジ」をさらに楽しみにしています。
ご卒業おめでとうございます。

 

〇卒業生入場~「愛は勝つ!」のメロディーにのせて~

〇修了証書授与

〇加藤先生式辞

〇在校生から卒業生へ

〇卒業生のことば

〇自分にとって意義深いトロフィーを選んで

〇卒業記念品贈呈

〇花束贈呈~先生方へ感謝の気持ちを~

〇保護者代表謝辞

〇祝電披露

〇記念撮影

〇卒業生退場