6月8日(日)から繰り広げられた熱戦は、最終日となった6月15日(日)決勝でクレフィオを3-1で降したレノファ山口U12の優勝で幕を閉じました。
前半先制されたレノファを後半猛追し、一旦は1-1に追いつく大健闘を見せたクレフィオは、我が山口SSが1回戦で対戦し、2対2の末PK戦で惜敗したチームだったのです。

今回28期は、山口ブロック5位上がりのチームながら、準優勝までいったクレフィオ(宇部ブロック1位)を相手に0-2のビハインドから後半飲水後に総攻撃を仕掛け、後半アディショナルタイムに見事追いつくという劇的な試合を見せてくれました。

残念ながら、PK戦の末1回戦敗退となりましたが、チーム一丸最後まで諦めない姿、相手の状況・試合の状況に応じてポジションをチェンジしながら工夫して戦う姿など2月のU11選手権以降取り組んできた課題が改善されてきたことだけでも大きな成果が得られた試合になりました。
その積み上げてきたものが、終了間際⑳浅井選手の感動の同点ゴールに集約されたのだと思います。
あのシーンでは、本人の力だけでなく、ピッチ上で機能した選手、ベンチで出場の準備とサポートした選手、応援席の熱量その他YSSに関わる全ての方のパワーのみなぎりが感じられ、サッカーの神様の姿が感じられました。

 

<期日・会場>
2025年6月8日(日) 1・2回戦  きらら博記念公園サッカー・ラグビー場、スポーツ広場
6月14日(土) 準々決勝・準決勝  キリンレモンスタジアム人工芝多目的グラウンド
6月15日(日) 3位決定戦・決勝  キリンレモンスタジアム陸上競技場(防府市陸上競技場)
<主催> (一社)山口県サッカー協会 KRY山口放送
<主管> (一社)山口県サッカー協会第4種委員会
<後援>山口県 防府市教育委員会 山口市教育委員会 読売新聞社
<特別協賛>トヨタカローラ山口 山口トヨペット
<大会方法>32チームによるトーナメント方式

 

この大会は、昭和63年にJAが協賛、県協会とKRYの共催で始まり、今年38回目を迎えるU12の山口県NO.1を決める大会です。
我がYSSはこれまで18回出場(1期、2期、3期、4期、5期、6期(2チーム出場:市ではBチーム優勝、A2位、県大会ではAが優勝)、7期、8期、9期、10期、11期、12期、13期、19期、20期、21期、25期、27期)、7回の優勝(5期、6期、7期、8期、9期、11期、13期)を飾っています。

 

28期は、1回戦で惜敗しましたが、感動が湧きあがる試合をすることができました。
そのたくましく成長した姿に、応援席の保護者らからも惜しみない拍手が送られました。

このたくましい姿は、これまで真摯に取り組んできたことの成果である一方、この大会の偉大さと素晴らしい相手チームに恵まれたおかげでもあります。
あらためて、主催者・特別協賛社をはじめ関係各位、参加各チームの皆様に感謝申し上げます。

 

<結果>
1回戦
●2-2(PK2-3) vsクレフィオ (Aコート サッカー・ラグビー場)
得点者 ①泉 ②浅井

 

リスタートした28期は、夏の関東遠征ひいては冬の全国へと目標を見定め、もっともっとサッカーの神様に認められる選手になれるよう「可能性へのチャレンジ」に精進しています。
引き続き皆様の温かいご声援をよろしくお願いいたします。

 

 

 

第38回Felix88杯選手権(最終日結果)